プレスリリース

Press Release
2020年7月30日
HAPSモバイル株式会社

HAPSモバイル、成層圏通信プラットフォーム向け
無人航空機の基本試験を完了
~4回のテストフライトに無事成功し、全ての基本性能試験を完了~

ソフトバンク株式会社の子会社であるHAPSモバイル株式会社(以下「HAPSモバイル」)は、2020年7月23日(米国太平洋時間)に、米国ニューメキシコ州のSpaceport America(以下「SpA」)で、ソーラーパネルを搭載した成層圏通信プラットフォーム向け無人航空機「Sunglider(サングライダー)」の4度目のテストフライトに成功しましたのでお知らせします。このテストフライトをもって、航空機としての基本試験は全て完了し、今後は成層圏空域でのテストフライトに向けた準備を進めていきます。

今回は、これまでのテストフライトよりも高度を上げ、長時間にわたって飛行高度を維持する実験を実施しました。その他、飛行中における飛行速度の変更や急旋回、地上に設置したコントロールセンター(Ground Control System)との通信の遮断を想定した状態での自動制御による飛行、飛行時の機体のバランス制御などのテストに全て成功しました。

HAPSモバイルは、中長期の事業計画を見据えて、米国ハワイ州ラナイ島に加えて、SpAを新たに建設しました。SpAは、より柔軟にテストフライトのスケジュールを調整できるため、これまで以上に試験の回数を重ねることができ、さまざまな試験を進めるに当たっての自由度が上がるメリットがあります。今後の成層圏空域でのテストフライトもSpAで実施する予定です。また、HAPSモバイルの成層圏通信プラットフォーム向け無人航空機の名称を、「Sunglider」に変更しました。

SpAで飛行する「Sunglider」 1
SpAで飛行する「Sunglider」 2

SpAで飛行する「Sunglider」

ソフトバンク株式会社の代表取締役 副社長執行役員 兼 CTOであり、HAPSモバイルの代表取締役社長 兼 CEOである宮川 潤一は、次のように述べています。

「基本試験を無事に完了することができ、大変喜んでいます。これまで積み重ねてきた研究の成果が着実に出ていることに加えて、新しい飛行場でも安定した飛行を実現できたことは、とても大きな自信になります。基本試験での多くの経験や学びを経て、今後のHAPS事業の可能性がさらに広がったと感じています。HAPSモバイルは、情報格差のない世界を目指し、HAPSを通してモバイルインターネット革命にさらに取り組んでいきます」

HAPSモバイルについて

HAPSモバイル株式会社は、ソフトバンク株式会社の子会社です。世界の情報格差をなくすことを目指し、HAPS(High Altitude Platform Station)事業を企画・運営しています。主に、HAPS事業に向けたネットワーク機器の研究開発や、コアネットワークの構築、新規ビジネスの企画、周波数利用に向けた活動などを行っています。米AeroVironment, Inc.は、地上約20キロメートルの成層圏で飛行させる、HAPSモバイルのソーラーパネルを搭載した成層圏通信プラットフォーム向け無人航空機「Sunglider」の機体開発パートナーです。また、HAPSモバイルは、米Alphabet Inc.の子会社であるLoon LLCと戦略的関係の構築に合意しています。詳細はホームページをご覧ください。

  • SoftBankおよびソフトバンクの名称、ロゴは、日本国およびその他の国におけるソフトバンクグループ株式会社の登録商標または商標です。
  • その他、このプレスリリースに記載されている会社名および商品・サービス名は、各社の登録商標または商標です。