プレスリリース

Press Release
2020年2月21日
Loon LLC
HAPSモバイル株式会社

テレコミュニケーションやテクノロジー、航空業界のリーディングカンパニーが「HAPSアライアンス」を立ち上げ
成層圏の活用を通して、人々や場所、モノにインターネット通信を届けることを目指して結束

テレコミュニケーションやテクノロジー、航空業界における世界のリーディングカンパニーが結束して、「HAPSアライアンス」を立ち上げます。「HAPSアライアンス」は、世界中のより多くの人々や場所、モノにインターネット通信を届けることを目指し、成層圏から通信ネットワークを提供するシステムHAPS(High Altitude Platform Station)技術の活用を促進する企業で構成されています。

本日時点の「HAPSアライアンス」への参加表明メンバーは、ソフトバンク株式会社の子会社であるHAPSモバイル株式会社(以下「HAPSモバイル」)と米Alphabet Inc.の子会社であるLoon LLC(以下「Loon」)、AeroVironment, Inc.(以下「AeroVironment」)、Airbus Defence and Space、Bharti Airtel Limited(以下「Bharti Airtel」)、China Telecom Corporation Limited(以下「China Telecom」)、Deutsche Telekom AG(以下「Deutsche Telekom」)、Telefonaktiebolaget LM Ericsson(以下「Ericsson」)、Intelsat US LLC(以下「Intelsat」)、Nokia Corporation、ソフトバンク株式会社、Telefonica S.A.(以下「Telefonica」)の12社です。

「HAPSアライアンス」は、高高度飛行体を活用したインターネット通信の提供を促すための各国の規制当局などに対する働き掛けやHAPS向け製品の仕様の定義、HAPS技術の相互運用に向けた標準化活動などにおいて協力していくことを目的に発足します。これらの活動は、高高度通信ネットワークやその飛行体の活用によって世界中にインターネット接続環境を構築し、多様な社会課題の解決や価値の創造を目指す「HAPSアライアンス」にとって重要なものばかりです。「HAPSアライアンス」は、主導するHAPSモバイルとLoonを中心に、テレコミュニケーションやテクノロジー、航空業界における世界のリーディングカンパニーをメンバーとして各活動を推進していきます。

この「HAPSアライアンス」の発足は、HAPSモバイルとLoonが2019年4月に発表した長期的な戦略的関係構築の一環として実現したものです。

HAPSは、地上インフラより上空で、かつ人工衛星の下に位置する成層圏で運用されます。地上における混雑や重大な遅延を避け、山岳部や海上、離島、発展途上国など、通信ネットワークが整っていない場所や地域に、安定したインターネット接続環境を構築することができます。これらの利点によってIoTや5Gのみならず、通信を必要とする人々にモバイルネットワークを提供する有望なソリューションとなります。「HAPSアライアンス」は、各社の強みと技術を生かして協力し、次世代のグローバル通信インフラを提供し、世界のモバイルネットワークに革命を起こします。

ソフトバンク株式会社の代表取締役 副社長執行役員 兼 CTOで、HAPSモバイル株式会社の代表取締役社長 兼 CEOの宮川 潤一は、次のように述べています。

「世界のテレコミュニケーションや航空業界の多くのリーダーたちが、HAPSの活用によって世界をインターネットでつなぎ、多様な社会課題の解決や価値の創造を目指す私たちのミッションに賛同してくれることに大変勇気づけられています。同志の『HAPSアライアンス』のメンバーと共に、HAPSの技術を活用したソリューションのさらなる発展を推進していきます」

Loon LLCのCEOであるAlastair Westgarthは、次のように述べています。

「成層圏は、世界中のより多くの人々にインターネット通信の恩恵をもたらす上で、大きなチャンスとなります。これを成功させるためには、互いに協力して技術面でコラボレーションすることが必要不可欠です。この『HAPSアライアンス』は、業界構築という観点で、世界中の人々をつなぐ上での重要な第一歩となります」

AeroVironmentのCEOであるWahid Nawabiは、次のように述べています。

「成層圏をグローバルな財産として人類のために有効活用することは、国境や言語を超えた目標であり、AeroVironmentが何十年も目指してきた目標です。『HAPSアライアンス』のメンバーと共に、革新的なHAPS技術を活用したエコシステムを構築し、グローバルなインターネット通信の提供の実現を目指します」

Airbus Defence and SpaceのCEOであるDirk Hokeは、次のように述べています。

「HAPSのシステムは、人工衛星やUAV(Unmanned Aerial Vehicle、無人航空機)を補完する役割として、成長する市場の一翼を担っています。業界をまたいだ形でHAPSのエコシステムを構築するのは、HAPS市場のさらなる成長のためにとても合理的であると言えます。安定した飛行が保証されている飛行体があることは1歩目のステップです。さらに、その飛行体を運用することができる、共通した基準を持って構築されたエコシステムがあれば、成層圏からHAPSサービスを提供して、世界中のポテンシャルを開放することにつながるでしょう」

Bharti AirtelのCEOであるGopal Vittalは、次のように述べています。

「先進的な『HAPSアライアンス』の一員になれることを大変光栄に思います。世界中の人々をつなぐために、実現可能なエコシステムを『HAPSアライアンス』のメンバーと協力して構築していきます」

China TelecomのバイスプレジデントであるChen Yunqingは、次のように述べています。

「HAPSの最大の意義は、通信ネットワークが整っていない場所や地域に、安定したインターネット接続環境を構築することにあると考えています。その他にもHAPSは、既存の通信インフラが機能しなくなるなどの緊急時に、コミュニケーションサービスの役割を果たすことができます。『HAPSアライアンス』に加わり、HAPSの技術を活用したより良いインターネット通信接続や緊急時の備えを推進していけることを光栄に感じています」

Deutsche Telekomの取締役であるClaudia Nematは、次のように述べています。

「高高度通信ネットワーク接続のプラットフォームは、通信ネットワーク網の拡大や、通信ネットワークが整っていない場所への橋渡しをする上で革新的な手段です。Deutsche Telekomは、世界中をつなぐというビジョンの実現のために、通信接続サービスの提供に係る知見を活用しながら、『HAPSアライアンス』のメンバーと協業できることを誇りに思います」

Ericssonのシニアバイスプレジデント、グループCTOであるErik Ekuddenは、次のように述べています。

「Ericssonは、全てがつながった世界の実現に向けた革新や技術、持続可能なビジネスソリューションを推進しています。5Gによって、Ericssonはモバイルのプラットフォーム領域を、お客さま個人から業界や企業にまで拡大させていきます。『HAPSアライアンス』に集まったテレコミュニケーションや航空業界のリーディングカンパニーが持つ最新鋭の技術によって、インターネット接続環境の範囲をさらに拡大させます」

IntelsatのCEOであるStephen Spenglerは、次のように述べています。

「Intelsatは、『HAPSアライアンス』の一員になることに大変喜んでおり、この革新的な技術の推進につながる、業界の枠を超えた連携を楽しみにしています。Intelsatは人工衛星技術の先駆者として、HAPSや成層圏について、どれだけ厳しい環境でも人々やデバイスをつなぐという目標に向けてさらに前進できる素晴らしい機会であると考えています。この目標を達成するのに大切なのは、共通化された基準の構築や相互運用、規制の策定に向けた提唱です」

Nokia EnterpriseのプレジデントであるKathrin Buvacは、次のように述べています。

「ノキアは、世界中をつなぐ技術を開発しています。LoonとHAPSモバイルとの協力や、『HAPSアライアンス』への参加は、それをさらに強調します。私たちが持つスキルや専門性、技術を組み合わせて、高高度通信ネットワークの構築に伴う課題の解決に協力し、インターネット通信のないエリアをつなぐという『HAPSアライアンス』の目標に貢献します。発展したLTEのネットワークと、その後に来る5Gのネットワークによって、インターネット通信がない地域やコミュニティに対して、経済的・社会的な大きな利益を提供することができると考えています」

TelefonicaのR&D CEOであるDavid del Valは、次のように述べています。

「Telefonicaは、世界の情報格差を解決するために数年間取り組んできた中で、地上での対策だけでは不十分であると考えています。ラテンアメリカ地域のあらゆる遠隔地に対して、早期からインターネット通信を届ける取り組みをしているLoonをはじめとするHAPS事業のパイオニア企業たちと協働してきたことを誇りに思います。世界中の事業者がそれぞれのポテンシャルを最大限発揮できるよう、われわれの経験を生かして『HAPSアライアンス』に貢献していきます。『HAPSアライアンス』は、HAPSのエコシステムを加速し、産業としての発展の手助けになると確信しています」

「HAPSアライアンス」の概要

1. 目的

2. 活動内容

3. ウェブサイト(英語のみ)

www.hapsalliance.org

INTRODUCING HAPS ALLIANCE LEADING VOICES IN THE HAPS INDUSTRY
  • SoftBankおよびソフトバンクの名称、ロゴは、日本国およびその他の国におけるソフトバンクグループ株式会社の登録商標または商標です。
  • LoonおよびLoonの名称、ロゴは、アメリカ合衆国およびその他の国におけるLoon LLCの登録商標または商標です。
  • その他、このプレスリリースに記載されている会社名および商品・サービス名は、各社の登録商標または商標です。